英語が出来る先輩として英語ができない後輩を応援していたときの話。
スポンサーリンク
どうもこんにちは。26歳女性です。
今日は留学生コミュニティの中の先輩と後輩の関係について話したいと思います。
留学生コミュニティは小さい学校ほどちょっとした絆が生まれます。
みんな外国で頑張っている同士だから。
アメリカの大学にも後輩、先輩の関係ってあるの？
日本の大学でも先輩が後輩を面倒見ることはよくありますが、留学生の場合はまた訳あり。
まず、留学生コミュニティ内の先輩後輩関係の厳しさについては完全に学校によります。そして人によります。私の周りは上下関係は特になかったです。年上には敬語守るぐらいの常識範囲。
ただ留学生の場合、先輩と後輩には大きな違いができます。
それは留学期間と英語力
留学期間と英語力が比例するのかどうかは本人の努力次第です。
私は大学から留学したんですが、高校から留学している後輩でもちろん英語もどの留学生の先輩よりも上手い例もありました。
ただ、大学から留学するパターンもとても多いので私も留学3年目はいろんな後輩の先輩になっていました。
私は後輩を導くような素晴らしい先輩ではもちろんなかったんですが留学の不安について話を聞くようなことはしていました。
それが後に大学の新聞で留学生宛に記事を1年間書くことに繋がったんですが。
それはまた書きます！
数少ない私の後輩の男の子の話
後輩の男の子で、彼も同様アメリカに来て１学期目でした。
彼曰く私のようにアメリカ人の知り合いをいっぱい作りたいと言っていたとても真面目でやる気のある留学生。
ある日彼に自分の寮でばったり出会い、何をしているのか聞いてみたら
「仲良くなった子の部屋に呼ばれたから遊びに行く」と言っていました。
聞いてみたらそれはアメリカ人だと。
へーすごい頑張ってるねえなんて彼の向かう先と自分の部屋が同じ方向だった為一緒に歩いてたんですが
「ついた！」と言って指差すのは私の斜め向かいの部屋。
まさか…。
……
トイレの妖精に会ったことがあるので語るね
ここで私の寮に住んでいた不思議なアメリカ人の話をします。
彼女はいつもトイレにいました。
はい、もう一度言います
彼女はいつもトイレにいました。
私の当時の寮の部屋はトイレの横で、その不思議なアメリカ人はトイレの向かいに住んでいました。
彼女はトイレで何してるかって言うと、歌ったり踊ったり飛び跳ねたりしていました。
たまに無意味に寮の廊下を走り抜けたり、とにかく動きの多い人でした。
そして常に１人で寮でそんなことやってるからもちろん誰も怖がって話しかけませんでした。
この記事の中で彼女をこう呼んでおきましょう。
トイレの妖精 と。
ある夜私は朝４時に起きてしまって、とりあえずトイレに向かったんです。
ドアを開けたらゴツっと何かにぶつかりました。
トイレの妖精が床に寝転がってました。
……
いや、寝転びながら歌って踊っていました。朝４時に
外はまだ暗い。ていうか朝４時。私寝起き。
私は、怖すぎて逃げ出しました。
するとトイレの妖精が「ごめんなさい。驚かせて」と
追いかけてきて部屋のドアをドンドン叩き始めました。
私は「It's OKAY!!! Have a good night」
と部屋の中から叫び（いや全然It's okayじゃなかったけど）
トイレの妖精が怖すぎてもう一度眠ることができました。
……
トイレの妖精の魔法
ここで後輩の話に戻ります。後輩が「仲良くなった」と言って訪ねていたのは
そのトイレの妖精の部屋でした。
私はぽかーんとしたアホ顔で一瞬固まりました。
後輩くんはアメリカに来てまだ間もなく英語が分かりません。
つまり、多分目の前の人が何を話してるか分からないから目の前の人が寮でトイレの妖精と呼ばれる人なことも分かりません。
真実を伝えたい。いや伝えなくては。
しかしトイレの妖精は後輩にものすごくフレンドリーで、後輩君もアメリカ人の知り合いを作れて楽しそうに話している。
トイレの妖精も友達が１人もいない為楽しそうに話している。
……
２人は部屋に入って行きました。
……
とりあえず後輩くんにメールしました。
帰る前に私の部屋にも寄ってくれ
と
もしかしたら今日の記事、後輩がトイレの妖精仲良くなったときの話ってタイトルの方が合っていたかもしれない。
でも私のスタンスは「留学生を応援したい」なので今日のタイトルに落ち着いた。
今日の私の記事のメッセージは、
留学生の皆さん
留学直後は英語が分からなくて
知らずに変な人と話してしまうこともあるから
ぜひ気をつけてください。
後輩くんはその後色んなことに気付いたらしくその事もバネにして今は大学院に進もうとしています。今も応援しています。
今日も読んでくださりありがとうございました。
Ellie
トイレの妖精ってこんな感じかな?わたしの落書きです。
